◆2012年5月15日(火曜)初のトークショー&サイン会。この機会に、ぜひ足をお運びください!
◆会場:代官山蔦屋書店1号館 1階 ブックフロア
◆開館時間:19:00〜
◆主催:代官山蔦屋書店
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何かが聞こえる。 「いや、だから起きろって」 こんな甲高いうるさな声ではない、何か素敵で優しくて恍惚とする……… 「その、寝言のふりしてあしらうのやめろって」 え、声に出してた? 「傷つくから」 僕は諦めて体を起こし、カヤの頭を撫でてやる。 教室は半分の席が空っぽで、残り半分は弁当を食べている。 「ごめんごめん」 「ん」 撫でてやる。筋の揃った弾力が指先に心地いい。 「ん」 「えっと」 撫でてやる。 「言うことがあるでしょ」 えっと。 一応、頷いてみる僕。 「だったら、早く言って昼休みを満喫しよ」 「空が綺麗だなあ」 すぐ左に開け放しの窓から上を仰ぐと薄青いキャンバスにふわふわの綿飴が描 かれている。その淡い色合いは寝起きの僕を優しく包むようでまるで小さかった 頃の優しいお母さんを思い出させる……。 ちなみに今はただのオニババ。 「だ、か、ら」 「ぐぎぎ」 両手で頬を挟んで自分の方へ向けるカヤに対抗しようとしているのが、声に なっている僕。 「今日も可愛いよ、その眼鏡」 「でしょでしょ」 「合わせてチークも濃い目にした?」 「分かっておるのう」 「空が綺麗だなあ」 「おい」 「カヤちゃんのフレームとおんなじ色だ」 「え」 僕の視線を追いかけるカヤ。 「綺麗だなあ」 「もう」 どうしてか僕は腕を何度も叩かれている。 いてて……。 ************************************ みたいな空気のものを書いてみようと思います、ぼく。 (↑ここまで概要です)
意気込み:BLや萌えは(もったいないことに)ぜんぜん分からないんですが、挑戦してみます。
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秋葉原のライブ&バー・ディアステージやDJバー・MOGRAの2つの店舗を運営するモエ・ジャパンの代表取締役社長である”もふくちゃん”こと福嶋麻衣子さんとの対談です。
著者:増田セバスチャン