人気WEBデザイナー・井上のきあ写真集・素材サンプル集がパブーで無料公開!

  • 2011.05.02 Monday
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人気WEBデザイナー・井上のきあさんの写真集・素材サンプル集が、パブーで無料で公開されました!

今年のブクログ大賞実用書10選にも選ばれた『Illustratorデザインメソッド』など、おしゃれで実用性の高いデザインメソッド本を数多く出版されてきた井上のきあさん。
本の中で使われる写真の美しさ・独特の加工方法にも定評があり、多くの女性ファンを魅了してきましたが、そんな井上さんの写真集が、電子書籍になりました!(井上さんインタビューはこちら



早速『アネモネ。』をiPad2に入れてみましたが…ためいきが出るほど美しいです。デジタルフォトフレームのように、インテリアとしてもお使いいただけますよ!

まずはこちらの三冊を早速ゲットしてみてください☆

Bartocain

著者:井上のきあ
価格:無料
閲覧環境:WEB PDF

こちらから読めます≫


あわい色合いの中に都会的な詩情を感じる写真集。街の風景と花の写真で構成されています。


アネモネ。

著者:井上のきあ
価格:無料
閲覧環境:WEB PDF

こちらから読めます≫


鮮やかなアネモネの写真集。鮮やかな花びらに黒い花芯が印象的。


チロリアンテープでつくるカメラストラップ

著者:井上のきあ
価格:無料
閲覧環境:WEB PDF

こちらから読めます≫


チロリアンテープを使ったカメラストラップのつくりかた。twitter上で「私も作りたい!!」という声が多数寄せられました。


井上さんに、電子書籍を発表した経緯、今後の展開などをお伺いしたところ、こころよく回答してくださいました!

■井上のきあ インタビュー

 ・電子書籍を発表した経緯


わたしが最初につくった電子書籍らしきものは『Bartocain』(http://diablogue.exblog.jp/13416504)です。これは趣味で紙の本としてつくったもの(http://diablogue.exblog.jp/10719094)をそのままPDF化したもので、なんでそんなことをしたのかというと、iPadが発売された直後で、iPadで見たらどうなるか知りたかった、というそれだけ。それで見てみたら、写真の見え方がすごくきれいで、見るだけでもけっこうおもしろかったので、何でもいいからiPadに映してみたい方向けに、自分のブログで1週間限定で無料配布してみました。

iPadが発売されたとき、編集者がパブーがどうこう、みたいなことをツイッターでいろいろ言ってて、そのときはなんだかよくわからず(パブーのサイトにアクセスもせず)、ただ「パブー」という名前だけを憶えて。後日、電書フリマに行って、パブーがお店を出しているのを知って、電子書籍の出版社みたいな感じ?というところまでは把握しました(ただこの段階でもまだサイトまでは行っておらず)。ちょうど同じころかな? わたしの『Illustratorデザインメソッド』ブクログ大賞の実用書部門にノミネートされたり(これは出版社を通じて知りました)したことで、ようやくブクログというサイトがあることを知り、本をジュンク堂の棚みたいに並べて紹介できることがわかり、あーこれは自著の説明に便利だな、ということでまず自分の本棚をつくりました。



アマゾンで「井上のきあ」で検索すると、ぜんぜん関係ない本まで表示されるので、読者の方が間違えて買ってしまったり、共著や記事執筆の本がどれなのか知りたい、という方もいて、その都度説明するのも大変だったので、カテゴリ分けできて視覚的に分かりやすい「ブクログ」はちょうどいいシステムでした。あと、コメントをつけるときに「評価しない」という設定ができるのでコメント欄を本の説明や、装丁データの掲載(表紙の紙は何ですか?とかよくきかれるので)に気軽に利用できるのもありがたいです。

それで、ひととおり自著と共著とおすすめの本を登録し終わったあと、「パブー本棚」というタブに気づいて、ようやく「ブクログのパブー」が何だかわかった次第です(長かったですね)。最初に書いたようにわたしはすでに『Bartocain』というコンテンツを持ってたので、これUPできるかな、と。それでやってみたらPDFそのままは駄目で、ページごとにいったん画像にばらして、それを1ページずつ上げなおす必要があることがわかりました。もともと100P超えの本で、見開き単位で切り出してたので50枚以上の画像をUPして、それをページに貼付けるという作業を、ほぼ意地でやり遂げた感じです。



PDFをパブーでしかつくったことがなければ、ページをつくるだけでPDF化してくれるなんて便利、っていう感じだと思うんですが、InDesignやAcrobatなどでPDFつくっていると、一度まとめたものをばらして再構築なんて時間の無駄、って思うわけです。あと、画像サイズを規定通りにつくらないと余白ができる、サーバに上げた時点で画像の色が変わる、横長の本はつくれないということがわかったので、ページ数の少ない本(『アネモネ。』)でいろいろ実験してみました。それでだいたいきれいにつくる方法がわかったので、そのあとにつくった、過去のプライベート用年賀状のデザインをまとめた本『NOKIA INOUE NEW YEAR'S GREETING CARDS 2002-2011』では、Illustratorで規定の画像サイズのトリムエリアを作成してレイアウトし、それをPhotoshop用に書き出して、さらに全体を調整レイヤーで鮮やかめ、コントラスト強めに色調を補正してから(この時点で1枚試しにあげてみて、うまくいってなかったらまた調整しなおしてあげなおす、という作業をしてます)、1枚ずつ画像に切り出すという作業工程が確立しました。どうしても横長にしたい本は、90度回転した画像をあげてます。ビューワーで回転することはできるので、落としたあとで各自どうにかして、という感じで。

このへんのノウハウなども、時間があったらパブーで本にまとめてみたいと思っています。わたしがiPhoneアプリの「インスタグラム」で撮影した写真をまとめた『grms』などは、撮りっぱなしの写真をこんなふうにまとめてみたら面白いんじゃない、っていう提案の意味合いもあります。アルバムに写真を貼る感覚で。アプリで撮った写真なら、補正済み、フレームつきの状態で保存されていることが多いので、黒ベタにぽつんと置いても様になるんです。つなげるとフィルムみたいにもなりますし。

・今後の展開

やりたいことは山のようにあるんですが、時間がないのでつっかえてる感じです。週1くらいのペースでなんかやってるので傍から見たらそんな感じもしないかもしれないですが。いまのところ仕事の合間に、1日か2日くらいで終わりそうな小ネタから片付けています。そのうち過去のいろいろなものをまとめた本を作ってみたいなと思っています。無料ばっかりじゃなくて、売りつけたりもしたいです。

1年前くらいに写真家の友達が死んじゃったんですが、過去の自分の作品なんかぜんぜん整理しない人で、膨大な量の作品があるはずなんですが、どこにあるのか、誰が持っているのかもわからない。捨てられちゃったかもしれない。こうなっちゃうと作品を見たいと思っても、見ることができないわけです。なのでそのとき、一人でも見たいと思っている人がいるなら、きちんとまとめて公開しておく必要があるなと思いました

それならべつにブログとかWebサイトでもいいじゃん、と思う方もいると思いますが、わたしはとても飽きっぽい性格なので、作ったときは「これいい」と思ってたデザインも、1ヶ月後にどうでもよくなってることもあって、フォーマットが気に食わなくなった段階で更新をやめちゃう可能性があるんです。だから、今から3日間でPDFにまとめてあとは忘れる、みたいなことができる電子書籍はとてもやりやすいです。昔はPDFにまとめると閲覧がめんどくさいからやめてくれ、みたいなムードでしたが、今はiPadなどの端末があるので、PDFにまとめたほうがありがたがられることもあります。わたしもパンフレットやフリーペーパーのPDF版があったらじゃんじゃん自分のiPadに入れてます。

どうやったらお金を出しても欲しいと思ってもらえるようなPDFがつくれるか、というのが今後の課題です。自分の蔵書のデジタルデータ化という試みは、10年前くらいからやってました。今みたいに裁断すれば自動で両面スキャンしてPDF化してくれるような便利なスキャナもなかったので、本をスキャナで1ページずつスキャンして、色調を補正して、Flashでビューワーをつくって、という根気がないとできない作業です。この状態で売ってくれないかなあとずっと思っていて、今ようやくそういう時代になったので、音楽を配信データで買うのが普通の選択肢として認識されたように、電子書籍もぜひビジネスとして成立してほしいなあと思っています

井上さん、ご丁寧にどうもありがとうございました!
井上のきあさんのパブー本一覧はこちらです。
是非この機会にご覧ください。


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