祝!第2回絵本コンテスト大賞受賞・小坂タイチさんインタビュー
- 2012.01.30 Monday
- [ コンテスト ]
2011年にパブーで開催された第2回絵本コンテストで見事大賞を受賞された小坂(こさか)タイチさんに、受賞記念インタビューを行いました!
大賞受賞作『へんしん わごむくん』は、関西弁のわごむたちが活躍する、子供から大人まで楽しめる絵本です。
「わごむくんが自由すぎる」「かわいくてくすっと笑える!」「イラストがおしゃれ」など、読者の方からさまざまな感想をお寄せいただきました。
(コンテストの結果発表と審査員のきむらゆういちさん・松尾たいこさん・吉田健吾からのコメントはこちら)
今回、小坂さんに弊社までお越しいただき、赤い「わごむくん」の誕生秘話、電子書籍を作ってみてのご感想などをお伺いしました。
▼小坂タイチ氏インタビュー
価格:無料
閲覧環境:WEB PDF ePub(朗読音声つき)
「まいど、わごむくんです!」
ちいさなわごむたちが、ちいさく変身したりおおきく変身したり。子供から大人まで楽しめる、キュートな絵本です。
小坂さん、おめでとうございました!
今後ますますのご活躍をお祈りしております。
▼受賞記念イラスト展やってますよ〜!
へんしんわごむくんうぇぶ【てんじかい】
場所:Cafe Hi famiglia
期間:2012年3月12日(月)〜3月25日(日)
三鷹のおしゃれなカフェで、絵本鑑賞はいかがですか?
▼小坂タイチ氏のHPはこちら
http://wagomukun.jp/
▼第2回絵本コンテスト概要はこちら
http://p.booklog.jp/contest/03
大賞受賞作『へんしん わごむくん』は、関西弁のわごむたちが活躍する、子供から大人まで楽しめる絵本です。
「わごむくんが自由すぎる」「かわいくてくすっと笑える!」「イラストがおしゃれ」など、読者の方からさまざまな感想をお寄せいただきました。
(コンテストの結果発表と審査員のきむらゆういちさん・松尾たいこさん・吉田健吾からのコメントはこちら)
今回、小坂さんに弊社までお越しいただき、赤い「わごむくん」の誕生秘話、電子書籍を作ってみてのご感想などをお伺いしました。
▼小坂タイチ氏インタビュー
■
「パブーの第2回絵本コンテスト」に応募したきっかけ
もともと、paperboyさんのドメイン取得サービス・ムームードメインで自分のHPのドメインを取っていたんです。ムームードメインでパブーを知り、わごむくんシリーズの絵本を電子書籍にしていきました。今回のコンテストをきっかけにリニューアルして一冊の本にまとめ、応募しました。
■『へんしん わごむくん』が生まれた経緯
もともと娘に読ませるために絵本を作ったりしていました。
その流れの中で、自分で作ったキャラクターが活躍する本を作ってみたくなり、日常にあるものでキャラクターを作れないかなと探していたところ、わごむにたどり着きました。
僕もそうやったんですけど、こどもって変身ものが好きですよね。なので、娘も食いつくかなと思って、変身することで困難を乗り越えたりその場を楽しくしたりするようなエピソードを考えていきました。
僕は大阪の出身で、大阪には有名なわごむの会社があるんです。その会社にわごむの作り方のDVDをいただいたことがあって、わごむが出来るまでの様子を知ることができました。もちろんありがたく作品に取り込ませていただいています。
■作品を描く上でこだわったこと
タブレットで絵を描いているんですが、アナログの感じは絶対に残したくて、わざと線をびびらせるようにしています。
僕はもともと赤い色が好きなんです。ほか弁で使われている赤い輪ゴムがすごくいいなと思って、あの色を再現したかった。飴や駄菓子にもよく使われる、なじみのある赤い色。
■イラストのテイストについて
自分のテイストはずっと長い間模索していました。
シンプルにダイレクトに伝わりやすいように、色々なものを削っていって、究極まできたのがわごむくんでした。普段の絵もアイコン的なイラストが多いです。
■『わごむくん』の朗読ファイルについて
周りからは「面白い面白い」と言ってもらいました。
主人公のわごむくんの声は、名探偵コナンの高山みなみさんのような声を想像していたところ、(テンションの高い)おじさんの声だったので、「おっさんやん!!!(笑)」と思わずつっこんでしまいました。しかも偽物の関西弁で、それが逆に面白くて、涙を流して大笑いしました。皆さんも、是非聞いてみてください。
(※今回のコンテストで一次審査を通過した作品は、株式会社マインドピースのご協力のもと、iPadやiPhoneで聞くことのできる朗読音声ファイル化されました。視聴方法などの詳細はこちらをご覧ください)
■パブーで本を作ってみてのご感想
もともと本を出版することにずっと憧れがあったので、パブーを知ったときは目から鱗でした。ただ、インターネットにそんなに詳しくないので、(作る時は)実は四苦八苦しました。
とはいえ、そんなアナログ人間の僕でも作れたので、簡単といえば簡単だと思います。読者の方にお気に入りに入れていただいたり、コメントをいただいたりして、とても嬉しかったです。他のクリエイターの方とのネットワークも広がりました。
■電子書籍のメリット
自分の作品を、手軽に不特定多数の人に見てもらえることが、電子書籍の最大のメリットだと思います。作家の活躍の場が増えたことを実感しました。
■最初に描いた絵本
小学校の課題で真っ白な絵本が配られたことがあるんです。
僕は、短編のマンガを何本か描きました。それをみんなが褒めてくれて、クラスで人気になったのが嬉しくて、それからずっと絵を描き続けているといった感じです。
■好きな絵本
子供の時は、チャイクロがすごく好きでした。
■今後の活動について
理想としては、イラストの幅をもっと広げつつ、ずっと絵を描いて暮らしていきたいです。デザインの仕事もやりながら、自分のオリジナルの絵もどんどん描いていきたいですし、それをたくさんの人に受け止めていただけたら幸せだなと思います。わごむくんに関しては、動画にしてみたいと思っています。アニメ化のオファーも、是非お待ちしています(笑)。
■今後のパブーに期待すること
編集関係の会社や、出版社ともっとつながれるようなパイプ的なものを作っていただければ、クリエイターとしてはすごく嬉しいです。
もともと、paperboyさんのドメイン取得サービス・ムームードメインで自分のHPのドメインを取っていたんです。ムームードメインでパブーを知り、わごむくんシリーズの絵本を電子書籍にしていきました。今回のコンテストをきっかけにリニューアルして一冊の本にまとめ、応募しました。
■『へんしん わごむくん』が生まれた経緯
もともと娘に読ませるために絵本を作ったりしていました。
その流れの中で、自分で作ったキャラクターが活躍する本を作ってみたくなり、日常にあるものでキャラクターを作れないかなと探していたところ、わごむにたどり着きました。
僕もそうやったんですけど、こどもって変身ものが好きですよね。なので、娘も食いつくかなと思って、変身することで困難を乗り越えたりその場を楽しくしたりするようなエピソードを考えていきました。
僕は大阪の出身で、大阪には有名なわごむの会社があるんです。その会社にわごむの作り方のDVDをいただいたことがあって、わごむが出来るまでの様子を知ることができました。もちろんありがたく作品に取り込ませていただいています。
■作品を描く上でこだわったこと
タブレットで絵を描いているんですが、アナログの感じは絶対に残したくて、わざと線をびびらせるようにしています。
僕はもともと赤い色が好きなんです。ほか弁で使われている赤い輪ゴムがすごくいいなと思って、あの色を再現したかった。飴や駄菓子にもよく使われる、なじみのある赤い色。
■イラストのテイストについて
自分のテイストはずっと長い間模索していました。
シンプルにダイレクトに伝わりやすいように、色々なものを削っていって、究極まできたのがわごむくんでした。普段の絵もアイコン的なイラストが多いです。
■『わごむくん』の朗読ファイルについて
周りからは「面白い面白い」と言ってもらいました。
主人公のわごむくんの声は、名探偵コナンの高山みなみさんのような声を想像していたところ、(テンションの高い)おじさんの声だったので、「おっさんやん!!!(笑)」と思わずつっこんでしまいました。しかも偽物の関西弁で、それが逆に面白くて、涙を流して大笑いしました。皆さんも、是非聞いてみてください。
(※今回のコンテストで一次審査を通過した作品は、株式会社マインドピースのご協力のもと、iPadやiPhoneで聞くことのできる朗読音声ファイル化されました。視聴方法などの詳細はこちらをご覧ください)
■パブーで本を作ってみてのご感想
もともと本を出版することにずっと憧れがあったので、パブーを知ったときは目から鱗でした。ただ、インターネットにそんなに詳しくないので、(作る時は)実は四苦八苦しました。
とはいえ、そんなアナログ人間の僕でも作れたので、簡単といえば簡単だと思います。読者の方にお気に入りに入れていただいたり、コメントをいただいたりして、とても嬉しかったです。他のクリエイターの方とのネットワークも広がりました。
■電子書籍のメリット
自分の作品を、手軽に不特定多数の人に見てもらえることが、電子書籍の最大のメリットだと思います。作家の活躍の場が増えたことを実感しました。
■最初に描いた絵本
小学校の課題で真っ白な絵本が配られたことがあるんです。
僕は、短編のマンガを何本か描きました。それをみんなが褒めてくれて、クラスで人気になったのが嬉しくて、それからずっと絵を描き続けているといった感じです。
■好きな絵本
子供の時は、チャイクロがすごく好きでした。
■今後の活動について
理想としては、イラストの幅をもっと広げつつ、ずっと絵を描いて暮らしていきたいです。デザインの仕事もやりながら、自分のオリジナルの絵もどんどん描いていきたいですし、それをたくさんの人に受け止めていただけたら幸せだなと思います。わごむくんに関しては、動画にしてみたいと思っています。アニメ化のオファーも、是非お待ちしています(笑)。
■今後のパブーに期待すること
編集関係の会社や、出版社ともっとつながれるようなパイプ的なものを作っていただければ、クリエイターとしてはすごく嬉しいです。
へんしん わごむくん
著者:小坂タイチ価格:無料
閲覧環境:WEB PDF ePub(朗読音声つき)
「まいど、わごむくんです!」
ちいさなわごむたちが、ちいさく変身したりおおきく変身したり。子供から大人まで楽しめる、キュートな絵本です。
小坂さん、おめでとうございました!
今後ますますのご活躍をお祈りしております。
▼受賞記念イラスト展やってますよ〜!
へんしんわごむくんうぇぶ【てんじかい】
場所:Cafe Hi famiglia
期間:2012年3月12日(月)〜3月25日(日)
三鷹のおしゃれなカフェで、絵本鑑賞はいかがですか?
▼小坂タイチ氏のHPはこちら
http://wagomukun.jp/
▼第2回絵本コンテスト概要はこちら
http://p.booklog.jp/contest/03
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- Posted by puboo